音楽の聴き放題サービスや、動画の見放題サービスなどで利用される料金形態にサブスクがあります。これはサブスクリプションの略で、月額いくらかを支払う事で中身を使い放題になるというものです。しかしサブスクに使い放題という意味はないため、定額課金によるサービスの提供という意味と捉えると良いでしょう。あまり現物が絡むもので使われる携帯ではないのですが、定食屋やラーメン屋が実験的に取り入れたりする事もあります。

実験的というのは実際に食べ放題になってしまうと、毎日食べに来る客の数により損をしてしまう計算になるからでしょう。売ったのにあまり来て欲しくないと考えるのは健全ではなく、中々難しいところです。現物を取り入れつつ上手く行っているサブスクとして、おもちゃがあります。これはおもちゃを毎月送ってくれるというものですが、どんどんもらえるというのではなく、返さなければなりません。

しかし返すと同時に新しいおもちゃが届くため、次から次へと新しいおもちゃを遊べる環境になります。親にとって子供に買い与えるおもちゃは、飽きとの戦いとも言えるため、その部分を解決するべく作られたこのサービスは、まさに神の一手と言えるのかもしれません。実際に多数のサービスが立ち上がっており、どれも人気を博しています。普段は買わない様な高額なものを中古という理由で遊べる様になるのはなかなかにレアな体験であり、この時代にしか楽しめないものなのです。